知って得する話ー風呂敷再発見⑰
茉莉花VOL78 2010新年号より
冬の雨は冷たいもの。天気予報を見ては、折りたたみ傘を持ち歩く機会も多いのではないでしょうか。折りたたみ傘はコンパクトですが、一度さしてぬれてしまったら、バッグにおさめるわけにもいきません。荷物が多くなる年末年始は、傘の置き忘れが心配です。
そこで風呂敷の出番。くるくると巻いて、片方をひと結び。さらに左右の端を結べば完成です。肩や腕にかけるのはもちろん、バッグの持ち手にかければアクセントになります。お寿司や折り詰めなどを包むビニール風呂敷を使えば、水滴も気になりません。賞状やポスター、懐中電灯など、筒状のものに応用できる包み方なので、覚えておくと便利ですよ。
取材協力:日本現代作法会 総師範
日高 美知子さん(広島県呉市・光明寺)