ジャータカものがたり
二人の大臣
四季の歌 臂 美恵(ひじ みえ)
迦陵頻伽の一年生
仏教こころの旅(119) 全国の別院・教堂を巡る⑲ 番外編
大覚寺
親鸞聖人を殺害しようとして、逆にお弟子になってしまったという山伏・弁円。
「御絵伝」にも登場する有名なエピソードです。そんな弁円(明法房)ゆかりの大覚寺を訪ねました。
心のごちそうさま/精進料理
豆腐のキャベツ包み
指導 : 岡山県成羽町・淨福寺坊守・山下里絵さん。
「淨福寺精進料理」の予約はTEL0866-45-3028へ
茉莉花の部屋
「輝け!お寺の掲示板大賞」門前の手書きメッセージ短い言葉に深い意味
一般の人々もしくは寺院関係者がお寺の掲示板の写真データをSNS(ツイッターやインスタグラム)に投稿し、
その標語内容のありがたさやユニークさ、インパクトなどによって入賞作品を決める企画。主催は公益財団法人仏教伝道協会。
写真を撮ってネットに投稿
お寺の門前に設置されている掲示板を見たことがありますか。そこには、法要行事の日程や案内などと並んで、お経の中の言葉や、お釈迦さまの言葉など仏教的な標語が貼り出されていることがあります。この掲示板を利用した布教は「掲示伝道」と呼ばれ、明治時代にはすでに行われていました。2019年、このお寺の掲示板が注目を浴びます。きっかけは、仏教伝道協会が主催した「輝け!お寺の掲示板大賞」です。
これは、お寺の掲示板の写真を撮ってツイッターやインスタグラムなどの(会員制交流サイト)に投稿してもらい、その中から優れた作品を選ぼうというもの。全国から作品が寄せられ、その様子はテレビや新聞などさまざまなメディアに取り上げられました。・・・・・・
くらしの中に生きている仏教語
「休息」
心の冒険西遊記/ちょっとしあわせ(114)
気が付かないところで
アミダさまに願われている。
「お陰様」で知らないうちに救われている。
聞かせてご院さん/リレー聞法
「荒ぶる信心」 妙法寺住職 石田 智秀 北海道 十勝 音更町
おしえて!ご院さん 仏教なんでもQ&A
Q初めてお寺にお参りし、除夜の鐘を突きました。そこで「茉莉花」をいただきました。一つ質問があります。お寺で「檀家さん」とか「門徒さん」という言葉を聞きますが、同じことでしょうか。それぞれの意味を教えてください。(高知県 HOさん 65歳 男性)
A檀家とは、定まった寺院に所属して、そのお寺の教えを信奉し、財政を支援し維持に努める家のことをいいます。
檀はサンスクリット(古代インド語)の檀那(ダーナ)の略で、布施(与えること)の意味です。法施をする寺を檀那寺、財施をする家を檀家といいます。
江戸時代には寺檀制度により、すべての人はいずれかのお寺に所属し、戸籍管理をお寺がしていました。
万華鏡
鳴かぬなら
還ってきたアミダーマン
第34願 聞名得忍 忘れられない思い出の歌
企画・原案 アミダーマン制作委員会 漫画 ありたに けんゆう
本願でつながった「七高僧」列伝⑰
中国編 第四祖・道綽禅師(どうしゃくぜんじ)(562~645)②
編集後記
最近、「○○らしさ」にとらわれない人が増えてきた。「女らしさ(女だから~しなさい)」「男らしさ(男だから~しなさい)」は、単なる押し付け、差別と考えられるようになった。
例えば最近では、男性が料理をして女性がガッツリ食べるCMが流れている。女生徒の制服にズボンを選べる学校も増えてきた。「主夫」も珍しくない。
でも、お寺の住職は男性で、坊守は女性って、まだ当然のように思われている。女性住職・男性坊守とは言うけど、わざわざ男性住職・女性坊守とは言わないもんなぁ。やはりこの業界は、まだまだだな。(お寺の掲示板職人)
家族で挑戦 クロスワードクイズ
【応募方法】
正解者の中から抽選で5名様に、創刊100号を記念して制作した「茉莉花 日めくりカレンダー」をプレゼントします。応募方法はハガキに、裏表紙のクロスワードパズルの答えと住所、氏名(希望者はニックネームも)、年齢、電話番号を書いて、〒730-0033 広島市中区堀川町2-17 高山清内マツリカ編集室まで、ご応募をお待ちしております。ご意見ご感想のみでも結構です。
お気軽に、お便りをお寄せください。 締切りは2月末日(当日消印有効)。当選者の発 表は発送を持ってかえさせていただきます。
Book&Book お薦め仏書の紹介
まんがでおまいり 西本願寺の発見
岡橋徹栄/作 一ノ瀬かおる/画
世界遺産として知られる浄土真宗本願寺派本山西本願寺。この伝統的寺院が誇る、意
外な魅力の数々を漫画で紹介します。
■600円(税抜)
発行/本願寺出版社
お寺の掲示板
江田 智昭/著
「輝け!お寺の掲示板大賞2018」の応募作の中から傑作をセレクト。掲示板ごとにカラー
写真と江田さんの解説で紹介しています。
■1,000円(税抜)
発行元/新潮社
おまえうまそうだな
宮西達也/作・絵
おなかをすかせた大きな恐竜が、あかちゃん恐竜を見つけてとびかかろうとすると…。
お父さんにまちがえられた大きな恐竜と、あかちゃんの愛情の物語です。
■1,200円(税抜)
発行/ポプラ社
おたより FROM READERS
●「心の冒険西遊記 ちょっとしあわせ」の心温まる言葉と挿し絵に、いつもほっこり
させていただいています。(広島市安芸区 女性 67歳)
●母から仏事のバトンを引き継いで18年。今年も院主様に新年のあいさつをして、茉莉
花をいただきました。歩行器での外出の日々ですが、元気でお参りできてよ
かった!(広島県廿日市市 女性 70歳)
●「七高僧列伝」が第四祖まで解説が続き、ありがたいです。高僧それぞれの遺徳をし
のび読ませていただきます。(広島市西区 あき 88歳)
●前号の漫画「還ってきたアミダーマン」を読んで、自分の硬い体(特に腰)と心が少し
柔らかくなりました。(広島市安佐北区 トヨちゃん 68歳)