茉莉花vol.124 2021年ー夏号

ジャータカものがたり

矢と一毛

四季の歌 臂 美恵(ひじ みえ)

夏本番

仏教こころの旅(123) 全国の別院・教堂を巡る㉔ 番外編

慈願寺

親鸞聖人面授の弟子・二十四輩の第十三番に数えられる信願房法心んが開基の慈眼寺(大阪府八尾市)を巡る。

心のごちそうさま/精進料理
オクラの冷やし素麺

  1. かけ汁を作ります。だし、薄口しょうゆ、塩少々を鍋に入れたら煮立たせ、冷ましておきます。
  2. オクラはさっと熱湯にくぐらせて冷水にとり、小口切りにします。
  3. トマトもさっと熱湯にくぐらせて皮をむき、1cm角ぐらいに切っておきます。
  4. 素麺をゆで、冷水でぬめりを洗い流します。
  5. 深めの器に4を入れ、2と3を中央に盛り、ざく切りにしたミントをあしらいます。
  6. 1のかけ汁をたっぷりかけていただきます。

指導 : 岡山県成羽町・淨福寺坊守・山下里絵さん。
「淨福寺精進料理」の予約はTEL0866-45-3028へ

茉莉花の部屋ーネイチャーレッドー


お坊さんがヒーローに変身感動体験で子どもを笑顔に

くらしの中に生きている仏教語

新発意 しんぼち・しんぼっち・しんぽっち?

心の冒険西遊記/ちょっとしあわせ(114)
ーグミー

腹が立ったときも、嬉しいときも、誇らしいときも、
悪いことをしたときも、寂しいときも、悲しいときも、
辛いときも、誰もわかってくれなくても、
誰に言えなくても、アミダさまだけはわかってくださる

聞かせてご院さん/リレー聞法
「「ああ有情」

山口県宇部市 明照寺 住職 岡原 弘和

おしえて!ご院さん 仏教なんでもQ&A

Q先日、長年家族ぐるみで親しくお付き合いをしていた友人が亡くなりました。コロナ禍でお見舞いもかなわず、心はまだ現実として受け入れ難く、受け止めることができません。これから友人の死をどのように受け止めていったらよいのでしょうか?

A家族や友人すべての者と、会えば必ず別れがあるということは分かっていますが、突然の別れは辛く悲しくなかなか受け入れ難いものです。ある人が「み仏さまのなかのいのちと歓びつつもやはり辛いです。南無阿弥陀仏に勝るものはないご縁をいだきながらやはり寂しいことです」と、言われたことが深く身に染みること・・・・・・・・・

万華鏡

日ごとに変わるアジサイの

還ってきたアミダーマン
第39願 常受快楽/その楽しさは本当の”楽”?

企画・原案 アミダーマン制作委員会 漫画 ありたに けんゆう

本願でつながった「七高僧」列伝㉒

中国編 第五祖・善導大師(613~681)②

編集後記

 「お寺の掲示板」が昨今、新聞やテレビ、ツイッターやインスタグラムなどで取り上げられることが増え、世間からの注目度が上がっています。この茉莉花でも119号で紹介されました。
 お経や高僧の言葉を掲示することが多かった掲示板に、世相を反映したり仏教のエッセンスを感じたりする、著名人の発言やマンガのセリフ、流行歌の歌詞などが目立つようになりました。
 二〇一八年から毎年開催されるコンテスト「輝け!お寺の掲示板大賞二〇二一」も七月から始まります。お気に入りの掲示板を見つけたら、皆さんもぜひご応募なさってください。(脱サラ坊主)


家族で挑戦 クロスワードクイズ

【応募方法】
正解者の中から抽選で10名様に、親しみやすい絵が魅力の「本願寺絵本シリーズ」の中から1冊をプレゼントします(タイトルは選べません)。
応募方法はハガキに、裏表紙のクロスワードパズルの答えと住所、氏名(希望者はニックネームも)、年齢、電話番号を書いて、〒730-0033 広島市中区堀川町2-17 高山清内マツリカ編集室まで、ご応募をお待ちしております。ご意見ご感想のみでも結構です。
お気軽に、お便りをお寄せください。 締切りは8月末日(当日消印有効)。当選者の発 表は発送を持ってかえさせていただきます。


 Book&Book お薦め仏書の紹介

■いつでも歎異抄

井上見淳/意訳 一ノ瀬かおる/イラスト
浄土真宗本願寺派総合研究所/編集
音読に最適な原文、臨場感あふれる現代語訳、さらにはユニークなイラストによって「歎異抄」ワールドに包まれる、入門書の決定版です。
700円(税抜) 発行/本願寺出版社

■七高僧と親鸞
 
鎌田宗雲/著
親鸞教義は、インド・中国・日本の七人の教えを受け入れ思索を深めています。その独自な考えが、親鸞聖人にどのように受け入れられたかを考察します。
900円(税抜) 発行/永田文昌堂

■生きるのがつらいときに読む ブッダの言葉

光澤裕顕/著
著者は、現役僧侶でマンガ家・イラストレーターというユニークな経歴の持ち主。現代人が直面しがちな悩みをマンガにし、その問題の本質をブッダの言葉を軸に解説します。
1,300円(税抜) 発行/SBクリエイティブ


 おたより FROM READERS

●「心の冒険西遊記 ちょっとしあわせ」の心温まる言葉と挿し絵に、いつもほっこり
させていただいています。(広島市安芸区 女性 67歳)
●母から仏事のバトンを引き継いで18年。今年も院主様に新年のあいさつをして、茉莉
花をいただきました。歩行器での外出の日々ですが、元気でお参りできてよ
かった!(広島県廿日市市 女性 70歳)
●「七高僧列伝」が第四祖まで解説が続き、ありがたいです。高僧それぞれの遺徳をし
のび読ませていただきます。(広島市西区 あき 88歳)
●前号の漫画「還ってきたアミダーマン」を読んで、自分の硬い体(特に腰)と心が少し
柔らかくなりました。(広島市安佐北区 トヨちゃん 68歳)

季刊誌「茉莉花」
家族で楽しめます。

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